早産児や低出生体重児への理解を深める「小さく生まれた赤ちゃんの写真展inいわき」は23日から31日まで、福島県いわき市総合保健福祉センターで開かれている。県内を巡回しており、浜通りでは初の開催。

 NICU(新生児集中治療室)で育った子どもや家族らでつくる「ふくしまリトルベビーサークル Nっ子ちゃん」の主催、市の共催。巡回写真展は2023(令和5)年夏から開始。これまでに県内6カ所で催されており、いわき市で7カ所目となる。

 会場には早産児や低出生体重児ら40人の誕生時、退院時、現在の写真を展示している他、母子手帳と併用して使うリトルベビーハンドブックの紹介などもしている。

 Nっ子ちゃん代表の鈴木頼子さんは「子育て中のご家族、医療関係者をはじめ、多くの人に足を運んでほしい」と話している。

 時間は午前8時30分から午後5時15分(最終日は午後3時)まで。26日午後1時15分からは、会場でトークイベントや交流会を実施する。問い合わせは鈴木さんへ。

(いわき版)