滝川結女が代表デビュー戦で即ゴール
なでしこジャパン(日本女子代表)は7月9日、韓国で行われているEAFF E-1サッカー選手権の初戦でチャイニーズ・タイペイ女子代表と対戦して4-0で快勝した。代表デビュー戦でゴールを決めたMF滝川結女は、試合後に「こぼれ球を狙ったんですけど、決めきれてよかったと思います」と喜びを話した。
昨季まで日本国内でプレーしていた選手をベースに組まれたチームは、5人が代表デビューのスタメンに立った。そのうちの1人になった滝川は左のインサイドハーフに入ると、ゴール前への積極性を見せた。1-0で迎えた前半25分、FW愛川陽菜のパスにMF成宮唯が背後を取ると、中央へ折り返し。FW高橋はなが飛び込み、こぼれ球を滝川が押し込んだ。「クロスからだったんですけど、はな選手がニアにGKのところに走り込んでくれたのでこぼれ球を狙ったんですけど、決めきれてよかったと思います」と振り返った。
今大会は新戦力も多いが、ニルス・ニールセン監督からは得失点差が大事だという声があったという。一方で、「なかなか決められなくても焦らないで、とも言われていた」という中で、前半22分に先制点が生まれた。その後はチームもボールがより動くようになり、「1点が入ってからは自分たちのリズムを作れて良かったと思う。チームメートのレベルが高いので、どんどんパスが来る感じがあるのでやりやすく感じました」と、代表デビュー戦を振り返った。