ベルギー1部シント=トロイデンが、6月に東京都内でシーズン報告会を実施

 ベルギー1部リーグの新シーズン開幕が、間もなく迫っている。日本人選手が複数所属するシント=トロイデンVVも、まさにトレーニングキャンプの真っ只中だ。束の間のオフシーズンだったが、日本人選手たちは帰国してリラックスした一時を過ごした。そんななか、6月に開催されたのがシーズン報告会だ。

 東京都内で開かれたイベントには、スポンサー企業や関係者、約270人が出席。DF谷口彰悟、MF山本理仁、藤田譲瑠チマ、伊藤涼太郎、GK小久保玲央ブライアン、岡崎慎司アンバサダーらと交流を深めた。特に6月27日にドイツ1部ザンクトパウリへステップアップした藤田とは、触れあえる最後の機会となった。

 18時に開演すると、選手入場、会食・歓談、チーム対抗クイズ、選手・企業交流、シーズン報告、スポンサー代表の挨拶とプログラムは進行。約2時間半で閉演となった。チーム対抗クイズ大会は、選手ごと6チームに分かれて実施。選手が各テーブルを回り回答を集め、最後は伊藤チームが優勝を果たした。

 その後は、選手と自由に交流できる時間。持参したグッズにサインをもらったり、サイン入りカードのプレゼントや記念撮影など、ゆっくり会話できるほどたっぷりと時間が設けられた。選手退場後には立石敬之CEOがシーズン報告を行い、残留を果たしたリーグ結果のほか、ビジネスの取り組みなども発表した。

 最後には、スポンサーを代表して株式会社マルハン東日本カンパニーの韓裕社長、合同会社DMM.comの村中悠介COOが挨拶。大のサッカー好きだと語る小室哲哉さんも飛び入りで登壇し、会場を盛り上げた。最後は、協賛企業からのお土産を選手の手渡しでお見送り。他の欧州クラブでは味わえない一時となった。

FOOTBALL ZONE編集部