配布グッズに早朝から長打の列…フリマでは高額転売も
ドジャースは3日(日本時間4日)「ONE PIECE Night」を開催。異様な盛り上がりを見せ、ドジャースタジアム周辺は配布グッズを求めるファンで大混雑となった。地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」のプリゲームショーでは、出演者がファンで埋め尽くされた球場の様子を振り返った。
司会を務めるジョン・ハートング氏は「ルフィの麦わら帽子を求めて、午後2時から(ファンの)行列ができていました。ここは満員状態になっています」と熱狂ぶりを紹介。試合前には、ドジャースのマークが入った麦わら帽子と、ルフィがチームのユニホームを着た記念カードが先着4万人に配布された。
番組に出演したドジャースOBのジェリー・へアストンJr.氏は、この盛況ぶりを警戒し、早めに球場入りしたという。「今日は、早く出発したんです。(グッズ配布のせいで)遅刻する訳にはいかなかったんです。通常通り出発していたら、今頃はまだドジャースの駐車場ですよ!」と笑いを誘った。
配布されたグッズを入手するため、開門の5時間前から並んでいたファンも多く、グッズ入手後にフリマサイトに出品する動きも相次いだ。米「eBay」や日本の「メルカリ」では、8万円を超える高値で配布グッズが販売されていた。
スタジアムのゲート付近では、グッズを受け取った来場者に対し「譲ってほしい」と声をかけるファンも見られ、日本を代表する人気アニメとMLBのコラボに大盛りあがりの一夜となった。(Full-Count編集部)