黒田博樹氏を抜く歴代単独トップの204勝目はお預け
【MLB】パドレス ー Dバックス(日本時間8日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手は7日(日本時間8日)、本拠地で行われたダイヤモンドバックス戦で今季初登板。4回途中で降板した。 2番手には松井裕樹投手が登板した。3回と2/3で3安打2失点5奪三振で防御率4.91。
初回、先頭のキャロルから空振り三振を奪うと、続くペルドモを遊ゴロ、グリエルJr.を空振り三振と3者凡退の立ち上がりだった。1点リードの2回にスアレスに同点適時打を許し、3回に1死三塁でグリエルJr.に勝ち越し適時打を浴びた。4回に1死一塁でアレクサンダーから空振りを奪ったところで降板。松井がキャロルを中飛に仕留めた。
メジャーリーグでの登板は昨季10月11日(同12日)、ドジャースとの地区シリーズ第5戦以来。38歳のダルビッシュは右肘の炎症で開幕から負傷者リスト(IL)入りし、6月16日(同17日)には60日間のILへ移行となった。同14日(同15日)にはアリゾナ州ピオリアのキャンプ施設で試合形式に登板したと伝えられ、7月のオールスター戦前後の復帰を目指していた。
昨季まで日米通算203勝をマーク。ドジャース、ヤンキースで活躍した黒田博樹氏を抜く歴代単独トップの204勝目に期待がかかったが、お預けとなった。それでも球場は大歓声でベテラン右腕の復帰を称えた。(Full-Count編集部)