パドレスのスアレスが明かしたイジリの内容

 ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、ホームランダービー前の練習で、前回の対戦で死球を当てられたパドレスのロベルト・スアレス投手と再会し、痛がるそぶりを見せるイジリを見せた。スアレスは15日(同16日)、「彼は私にジョークを言っていたね。冗談で『怪我をしたよ』と言っていたよ」と話した。

 両者は6月19日(同20日)のドジャース-パドレス戦で対戦。スアレスが投じた99.8マイル(約161キロ)の大谷の右肩甲骨付近に当たった。直前にはパドレスのタティスJr.が死球を受けるなど、同カードでは死球が飛び交っており、スアレスは退場に。その後、MLBから「故意に死球を当てた」として3試合の出場停止処分(異議申し立てで2試合に軽減)を受けていた。

 ホームランダービー前に選手らと交流した大谷は、スアレスを見つけると自ら歩み寄り、おもむろに左手で背中を触り、わざとらしく痛そうな表情。スアレスが背中が触って爆笑すると、大谷もニコリと笑って握手とハグを交わしていた。

 オールスター当日の試合前、スアレスは取材に応じた。自身もソフトバンク、阪神でプレー。「ナイスガイだ。私は日本人をとてもリスペクトしている。向こうで6年間プレーしたから」。かつてのファンに「応援ありがとうと伝えたい」感謝した。(Full-Count編集部)