大谷は「俺が見た中で一番の選手」

 殿堂入り投手から称賛の声が届いた。米スポーツ局「ESPN」の番組「Pat McAfee Show」に出演したCC・サバシア氏が、ドジャース・大谷翔平投手について「俺が見た中で一番の選手なんだ」と大絶賛。自身がファンだとしたメジャー最多762本塁打のバリー・ボンズより“上”と話した。

 メジャー通算251勝、2007年にサイ・ヤング賞を手にするなど、2000年代を代表する好投手だったサバシア氏。現役引退後は解説などを行い、大谷についてはこれまでも称賛してきた。この日番組に出演した際はヤンキース時代を回顧した。

「初めてオオタニがプレーしているのを見た時に、彼は遊撃手の方に打って内野安打にしたんだ。そして僕の右側にいたルイス・セベリーノの方を見て『あれこそが俺が今までに見た中で最高の野球選手だな』みたいなことを言ったんだ」とサバシア氏。そして「彼が最高の選手だよ。リトルリーグで12歳の子が本塁打を打って、一番速い球を投げて。この男はそれをMLBでやっているんだ!」と、自身の“常識”が壊されたという。

 サバシア氏は「一番速い球を投げ、一番遠くまでかっ飛ばす。俺が見た中で一番の選手なんだ」と大谷を推挙した。「俺はバリー・ボンズの大ファンで、ベイエリアで育って、彼はGOATだと思う」と“ボンズ推し”だったが、「だけど、ショウヘイを一番上に持ってこないといけないな。なぜなら、バリーは7回無失点の投球ができないだろうからね。はっはっはっはっはっ!」とした。(Full-Count編集部)