阪神戦に「3番・二塁」で出場…6回に好プレー
■阪神 2ー1 巨人(20日・東京ドーム)
勝利への執念を感じる好守備に球場が騒然となった。巨人・吉川尚輝内野手が20日、東京ドームで行われた阪神戦に「3番・二塁」で出場。6回にピンチ拡大を防ぐ好守備をみせ、ファンは「華麗すぎた」「たまらん」と称賛していた。
6回1死一塁、阪神・大山悠輔内野手が放った打球は二遊間への強烈なゴロに。中前に抜けるかと思われたが、二塁手の吉川が颯爽と現れると逆シングルでキャッチ。倒れこみながらもそのまま遊撃手の泉口友汰内野手に正確に送球し併殺を完成させた。
試合には敗れたが、名手の守備に魅了されたファンも多く「打球への反応がレベチ」「逆シングルよりポジショニングが素晴らしい」「うますぎやろがい」「えぐいな」「これは守備を褒めるしかないわ」などのコメントが飛び交い、30歳の好守を称えた。
吉川は全143試合に出場した昨年、セ・リーグの二塁手部門で初のゴールデン・グラブ賞を受賞。ここまでチームトップの89安打を放ち、27打点もチーム2位。主砲の岡本和真内野手がいない中、打撃でもチームをけん引する活躍を見せている。(Full-Count編集部)