勝負強さが光る11年目を迎えた西野真弘

 パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルの「月曜日もパテレ行き」にT-岡田氏が出演。6月以降、好調を維持しているオリックス・西野真弘内野手について語った。

 リーグトップのチーム打率.259で前半戦を終えたオリックス。打線で活躍が目立っているのが11年目の西野だ。今季は2軍での調整期間がありながら、5月末に再昇格を果たして以降、6月の得点圏打率.500、7月も.389と勝負強さを発揮している。

 長年ともにプレーしてきたT-岡田氏は、今季の西野について「頼りになるベテランです。欲しいところで1本打ってくれますし、試合を動かす力があるので、チームにとって非常に大きい存在になっています」と信頼を寄せる。

 34歳の西野は野手最年長。T-岡田氏は「チームの中心として試合に出場するようになると、(年齢関係なく)自然と“チームを引っ張らないと”というマインドになっていくんです」と自身の経験も交えて気持ちの変化について語った

 続けて「今シーズンの西野は、要所での声がけであったり、そういったところはより積極的にしていると思いますが、野手最年長になったからといって大きく何かを変えることなく、気負わずにプレーできていると見ていますよ」と西野のグラウンドでの振る舞いを称えた。

 2年ぶりのリーグ優勝に向けて「西野選手の活躍は不可欠」であると語ったT-岡田氏。11年目を迎えたベテランの活躍から後半戦も目が離せない。(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)