ギズモードでもお馴染みのアーティスト・YOSHIROTTENが、話題のプロジェクト「SUN」の新展開として「COJI-COJI UNIVERSE」を発表した。
タイトルとビジュアルが示す通り、本展覧会は日本の国民的アニメ『ちびまる子ちゃん』の作者であるさくらももこの人気作品『コジコジ』の漫画原作30周年を記念した特別なコラボレーションとなっている。
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過去の「SUN」プロジェクトや「FUTURE NATURE」の個展で世界的にも注目を集めた彼が、今回はさくらももこの名作『コジコジ』と融合し、新たな世界観を生み出している。YOSHIROTTENが展開する「SUN」は、コロナ禍に1日1枚ずつ手作業で彩色した365点ものアート作品を通じて、銀色の太陽が周囲の色彩を反射するSF的で普遍的な世界観を表現。
デジタルと身体、現実と想像を繋ぐインターフェースとして、国立競技場や幕張新都心での巨大インスタレーションも大きな話題となった。さらに昨年、渋谷と鹿児島で開催された個展「FUTURE NATURE」でも、デジタルとリアルの境界を超え、自然と未来が共存する独自のビジョンを提示してきた。
見えないものを可視化するヨシロットン。その師と共に作品を振り返る アートを通して見る、テックと人間、そして自然の新たな関係性。 11月、ギズモードはサイトやギズ屋台などのデザイン、小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』のカバーアートなどを手掛けるアートディレクター土井宏明と共に、アーティスト/アートディレクターYOSHIROTTENの個展「特別企画展 ヨシロットン展 FUTURE NATURE Ⅱ in Kagoshima」(12月8日まで開催中)の取材を https://www.gizmodo.jp/2024/12/yoshirotten-and-doi-hiroaki-future-nature.htmlCOJI-COJI とYOSHIROTTENが宇宙で出会う
今回の「COJI-COJI UNIVERSE」は、「SUN」のコンセプトを継承しつつ、渋谷PARCOで開催される。「宇宙の子」という設定の『コジコジ』が展開する異質なキャラクターとYOSHIROTTENのSF的感性という意外な組み合わせは、どこか懐かしい童話的世界と現代的なアートの境界を曖昧にし、新鮮で魅力的な表現を生み出している。
さくらももこの愛らしくも哲学的なキャラクターが、YOSHIROTTENのデジタルかつ身体的な視覚言語と出会うことで、まったく新たな視点や解釈が提示されている。
過去のギズモード記事でも追ってきたYOSHIROTTENのアートの旅路。そのキャッチーな最新作を通じて、新たな視界へと踏み出してみてはいかがだろう。
【開催概要】 COJI-COJI UNIVERSE COJI-COJI meets YOSHIROTTEN “SUN”東京:2025年7月4日(金)〜7月28日(月) 11:00〜21:00
※入場は閉場の30分前まで(最終日は18:00閉場)
※営業日時は変更になる場合あり。渋谷PARCOの営業日時を確認すること。
会場:PARCO MUSEUM TOKYO(東京都渋谷区宇田川町15-1渋谷 PARCO 4F)
大阪:2025年8月8日(金)〜8月31日(日) 10:00〜20:00
※入場は閉場の30分前まで(最終日は18:00閉場)
会場:PARCO GALLERY(大阪府大阪市中央区心斎橋筋1丁目8-3 心斎橋PARCO 14F)
会場音楽 Midori (the hatch)
Source: PARCO ART
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