オーディション番組「トロット・ガールズ・ジャパン」出身の4人組ボーカルグループ「sis(シス)」がこのほどスポーツ報知の単独インタビューに応じ、23日発売のセカンドアルバム「DING DONGください」(全7曲)と、8月16日からの初ワンマンツアーをアピールした。

 日本の演歌に相当する韓国の音楽ジャンル「トロット」を歌唱するグループとして昨年結成。4月に配信したタイトル曲「DING DONGください」は、デビュー曲「愛のバッテリー」に続き音楽プロデューサーのヒャダインこと前山田健一が訳詞とプロデュースを担当した。

 すでにライブでは何度も披露しており、音大在学中からアイドル活動をしていたという、あさ陽あいは「合いの手が入るので、お客さんと盛り上げられるのが楽しい」。キャバレーで歌い続けた経験を持つ太良(たら)理穂子は「曲もダンスの振り付けもキャッチー。ちょっと成長して大人になった姿を見ていただけるとうれしい」と声を弾ませた。

 アルバムには、各メンバーによる往年の名曲のカバーも収録。福岡県出身でギターの弾き語りを続ける、かのうみゆは「地元の先輩の曲を歌いたい」と松田聖子「瑠璃色の地球」(1986年)を選曲。シンガー・ソングライターとして活動してきた過去を重ね「今の自分と歌詞がリンクして説得力もある」と、原曲よりキーを上げて歌った。