◆第105回 天皇杯▽3回戦 京都―横浜FC(16日・サンガスタジアムby KYOCERA)
京都と横浜FCの、16強を懸けた一戦は延長戦に突入した。
主将のMF川崎颯太が独1部のマインツへ移籍後、初の試合だった。「E―1選手権」で日本代表に選出されていたFW原大智もベンチを外れる中、キャプテンマークを巻いたDF福田心之助、ボランチを務めたMF福岡慎平が気迫あふれるプレーを見せてチームを引っ張った。しかし、両チームに得点は生まれずスコアレスで後半戦へ突入する。
後半9分には、CDナシオナルから復帰のMF山田楓喜が今季初出場した。しかし同12分、右サイドを駆け上がられるとクロスをMF鈴木準弥にダイレクトで合わせられて失点。反撃へ、攻撃の流れをつかみたい京都は、同27分からFWラファエルエリアスを、5月25日の東京V戦以来となるピッチに投入。すると同34分、敵陣深くでスローインの機会を得ると途中出場のMF須貝英大が早いリスタート。ポケットへ走り込んだ山田がクロスを上げると、ラファエルエリアスが頭でたたき込み同点に追いついた。
その後、スコアは動かず延長戦に突入した。