J2長崎のMF安部大晴(21)が、スイス1部ルツェルンに期限付き移籍することが24日、濃厚になった。

 長崎の下部組織出身の安部は、22年に高校2年生でプロ契約。利き足の左足を武器とした攻撃センスにあふれたMFとして、今季は13試合で1得点。負傷などで出場機会を減らした時期もあったが、潜在能力の高さは示してきた。24―25年シーズンはスイス1部で4位のルツェルンは、安部の将来性を高く評価したとみられる。大きな可能性を備えた若きレフティーが、欧州の舞台でさらなる飛躍を狙う。