特定外来生物のアライグマが十勝管内で急増し、農業被害が深刻化している。農家らは箱わなを設置し捕獲を進めているものの、旺盛な繁殖ペースに追いついていないのが実情だ。駆除を担う猟友会の高齢化と人手不足も追い打ちをかけ、関係者は危機感を募らせている。専門家は被害拡大を防ぐため、早期の捕獲・駆除の重要性を訴える。...