大相撲名古屋場所(IGアリーナ)2日目の14日、横綱・大の里(津幡町出身、二所ノ関部屋)は東前頭筆頭の安青錦を一気に押し出す会心の相撲で、初日から2連勝とした。新横綱場所での優勝に向け、最高のスタートを切った。
2日目の取組は低く当たってきた安青錦を両手でうまく起こすと、喉輪(のどわ)も繰り出して、電車道で土俵の外へ押しやった。
初日の東小結・欧勝馬との一番も完勝。鋭い踏み込みから一気に押し込むと、左のおっつけも効かせてさらに前進し、休むことなく寄り切った。
大の里は3日目、2日目に横綱・豊昇龍を破った西前頭筆頭の若元春と対戦する。