採用支援事業を展開するリーディングマーク(東京都港区)は、「旧帝大/早慶 新卒就職人気企業 夏期ランキング」を発表した。2027年卒業予定の就活生に調査したところ、人気企業の1位は前年と同じく「三菱商事」だった。
2位以下は「三井物産」「伊藤忠商事」「住友商事」「丸紅」で五大商社が上位を占めた。
前年と比較すると、「味の素」(10位→6位)、「資生堂」(47位→31位)、「日立」(47位→32位)が順位を上げた。一方、「アクセンチュア」(14位→19位)、「BCG」(26位→34位)は順位を落とした。
理想とするキャリア像については、「ワークライフバランス」が46.3%でトップ。以下「スペシャリスト」(43.5%)、「安定の実現」(41.7%)、「リーダー・マネージャー」(34.8%)が続いた。
30歳時点での平均希望年収は895万円で、前年の930万円から35万円減少。1000万円以上の年収を希望する学生の割合は38.8%で、前年から2.6ポイントの減少となった。
合同説明会やインターネットによる調査で、対象は2027年卒予定の、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、東京科学大学、一橋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、九州大学の計12大学の大学生および大学院生。調査期間は4月19日〜6月23日。