俳優の斎藤工が主演を務める連続ドラマ「誘拐の日」(テレビ朝日系、火曜午後9時)の第2話が15日、放送され、新庄政宗(斎藤)の妻で誘拐を指示した汐里(安達祐実)の不審な動きに多くの視聴者が注目。ネットで早くも「考察合戦」が繰り広げられている。

「誘拐の日」とは?

「シグナル」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」などのドラマで知られる韓国のスタジオ「ASTORY」が、2023年に製作した同名ドラマが原作。二転三転するスピーディーな展開と、愛を知らない天才少女、七瀬凛(永尾柚乃)と愛しか知らない不器用な誘拐犯、政宗との心の交流を描く。日本版は「半沢直樹」(TBS)などで知られる丑尾健太郎さんが脚本、映画「神様のカルテ」(11、14年)などの深川栄洋さんが演出を担当する。

政宗(斎藤工)の連絡に一切出ない汐里(安達祐実)、しかしピンチには…(第2話ネタバレあり)

この日の放送で、新庄は「そろそろ本当のことを話して」と凛に詰め寄られ、難病に苦しむ娘、芽生(日下莉帆)の治療費をねん出するために凛を誘拐したこと、誘拐前に凛の両親が何者かに殺害されていたことを明かした。その後、政宗と会う前の記憶がなくなっている凛は、パトカーを見た瞬間に記憶をフラッシュバック。その場に倒れ込んでしまった。駆け付けた政宗に事実を伝えた凛は、頼れるのは政宗だけだとし「私の安全と記憶が戻るのを手伝って。あとご飯も」と行動を共にするように頼んだ。そのころ、刑事の須之内司(江口洋介)らが家宅捜索に入り、政宗たちの行方を探し始めた。