【パリ時事】パリ五輪開会式から1年を迎えた26日、パリ市内各所で記念イベントが開催された。中心部のセーヌ川ではカヌーの川下りが行われ、大会組織委員会会長を務めたトニ・エスタンゲ氏、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ終身名誉会長、カースティ・コベントリー会長らが見届けた。
エスタンゲ氏は「素晴らしい思い出が今も鮮明に残っている」と感慨深げに語った。IOC会長として大会に参加したバッハ氏は「パリに戻って来られてうれしい。素晴らしいレガシーがある」と笑みを浮かべた。
このほか、女性が五輪に参加できるよう尽力したフランス出身のアリス・ミリア氏の功績をたたえる遊歩道の落成式も実施された。