在日米陸軍基地管理本部の司令官交代式が17日、キャンプ座間(座間、相模原市)で行われた。座間市の佐藤弥斗市長、相模原市の本村賢太郎市長ら約195人の招待客が出席した。

 新たな司令官にはエリック・デイヴィス大佐が着任。戦術特殊部隊を経て、イラクやアフガニスタンなどでも職務を経験。オーストラリア戦略政策研究所の陸軍戦略大学でも従事した。「世界的な緊張が高まっている。キャンプ座間や相模総合補給廠(しょう)(同市)など、日本全国15カ所からなる同管理本部も万全の体制を築いていく」と力を込めた。

 2023年から司令官を務めたマーカス・ハンター大佐は横田基地(東京都)に転任する。「今後も日本の皆さまと友好関係を深めていきたい」とあいさつ。日本語で「ありがとうございます」と感謝を述べた。