第27回参議院選挙は20日に投開票が行われ、神奈川選挙区(改選定数4)では、国民民主党新人・籠島彰宏氏(36)の初当選が確実となった。
元農林水産官僚の籠島氏は党の看板政策である「手取りを増やす」を主張の中心に据えた。国民は昨年の衆院選で躍進。今年2月に行われた横浜市南区の市議補欠選挙を制したほか、4月の鎌倉市議選でも新人がトップ当選を果たすなど、勢いを維持した。
選挙戦では玉木雄一郎代表や榛葉賀津也幹事長が何度も県内入りするなど注力。国民にとって悲願である神奈川選挙区での初議席を獲得した。