自民党の河野太郎選対委員長代理(衆院神奈川15区)は21日、参院選で与党過半数割れの大敗を喫したにもかかわらず森山裕幹事長が続投する方針に「選挙の責任者である幹事長がまだ辞表を出していないのはおかしい。こういうところから直していかないと、自民党の再生はありません」とX(旧ツイッター)に投稿した。

 自身は選対委員長代理として責任を取る考えで、木原誠二選対委員長に辞表を提出したと説明。党総裁の石破茂首相については「関税交渉の最中に辞めないのは理由がある」と理解を示した。

 昨秋の衆院選では、与党過半数割れとなった結果を受け、現農相の小泉進次郎氏(11区)が責任を取り選対委員長を辞任している。