参院選で自民、公明両党が大敗した結果を受け、自民の河野太郎選対委員長代理(衆院15区)は22日、神奈川新聞社の取材に「幹事長が全ての責任を負って辞表を出すべきだ」と述べ、続投する意向を示す森山裕幹事長を改めて批判した。
河野氏は「『(石破茂)総理が続投なら自分が全責任を負う』と余計に言わなければ駄目だ。『総理が残るなら私も』ということにはならない」とも述べた。
選対委員長代理の辞表を預けた木原誠二選対委員長は参院選の敗因分析後に同委員長辞任を示唆している。昨秋の衆院選で自公大敗の責任を取り、選対委員長を辞任した小泉進次郎農相(11区)を引き合いに「選対委員長が辞めたら済むという話ではない。ちゃんと幹事長にけじめをつけさせなければ先に進めない」と述べた。