パトカーの追跡から逃走中、単独事故を起こしたとみられています。42歳の男が、飲酒運転の疑いで現行犯逮捕されました。

警察によりますと、25日午前1時ごろ、久留米市の通町3丁目交差点で、繁華街から出てきた、信号待ちの普通乗用車を運転している男に、警察官が職務質問しようと声をかけ、車の窓ガラスにノックしました。
男は応じずに信号が青に変わると発車、男の車は速度を上げ、パトカーの追跡から逃走したということです。

その2分ほど後、東櫛原交差点近くで、逃走した車がガードレールや信号機の柱に衝突して停車しているのを警察が発見。
車は前方部分が大破し、運転していた男は顔に擦り傷を負っていたということです。

調べたところ、運転していた男の吐いた息から基準値の4倍以上のアルコールが検出され、男は、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。

逮捕されたのは、久留米市東合川に住む自称・会社員の盛裕治容疑者(42)で、警察の調べに対して、容疑を認めているということです。

警察で、飲酒の経緯や逃走の理由について、詳しく調べています。