【イスタンブール共同】イランと英仏独の欧州3カ国は25日、イラン核開発問題を巡り、トルコ・イスタンブールで外務次官級協議を開催した。2015年のイラン核合意の期限が今年10月に迫る中、3カ国は8月末までに米イラン協議で具体的な成果がなければ国連制裁を復活するとイランに警告してきた。

 英紙フィナンシャル・タイムズは25日、3カ国が制裁復活に踏み切るかどうか判断する期限を数カ月延期することを検討していると報じた。

 イランからは今回の協議にガリババディ外務次官とラバンチ外務次官が出席。核問題と制裁、イスラエルによるイラン攻撃が議題になる見通し。