日本有数の食品・飲料メーカーであるカゴメの管理栄養士チーム「野菜と生活 管理栄養士ラボ(R)」をご存知ですか?
野菜に関する研究で得た知見を活かし、野菜摂取の重要性や上手な摂り方を伝えるセミナー、特定保健指導、レシピ・コラムの監修など、多岐にわたる活動を行っている、カゴメの管理栄養士による専門チームなんだとか。
そんな専門家たちによる、栄養を余すことなくいただける賢い野菜の食べ方をご紹介します。
※本記事はカゴメ株式会社監修の書籍『KAGOMEの管理栄養士さんに聞く 野菜の賢い食べ方』から一部抜粋・編集しました。
トマトの赤はリコピンの色!皮をむくひと手間で食感が大きく変わる

POINT
・下側の突起から白い筋が放射状に伸びているものがおすすめ
・買ったものは保存袋に入れ替え、ヘタを下にして冷蔵保存
トマトにはたくさんの種類があり、大玉・中玉・ミニトマトといった「大きさ」、さらに赤系・ピンク系などの「色」によって分類されています。トマトの赤色の成分として知られるリコピンがより多く含まれるのは、加工用のトマトやミニトマトに多い赤系のほう。
一方、ピンク系は甘みが豊かで生で食べやすいという特徴があり、日本で流通している大玉の多くはピンク系です。トマトは食感が苦手という方も多いのですが、皮を湯むきすると、口当たりが変わって食べやすくなります。