東京・恵比寿発のスペシャルティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」(代表:大塚朝之)の新店が、商業施設「くずはモール」(大阪府枚方市)内に7月24日、オープン。大阪ではここ1年間で梅田、淀屋橋に続く3店舗目と、立て続けの出店となる。
■ 既存店と差別化、ファミリー層にも親しみやすい空間作り自社で厳選したコーヒー豆で焙煎から抽出までこだわる自慢のコーヒーに加え、それぞれの土地に合わせた店内デザインに定評があり、国内外で20店舗以上を展開する「猿田彦珈琲」。
新店舗「くずはモール店」は、京阪電車・樟葉駅からすぐのモール西エントランス横に位置し、駅前広場の緑に調和した「パークサイド カフェ」をイメージ。幅広い世代の日常づかいのシーンを想定したカウンターやテーブルなど約57席を備え、既存店に多用されている茶やベージュの内装とは異なる白が基調の明るい印象に。
店舗デザイナーによれば、猿田彦らしい洗練された雰囲気は残しつつ、家族層も入りやすい「カジュアル」な空間づくりを意識したそう。一部のテーブル天板やカウンターには、デニム素材を家具に加工したマテリアルボードが使われ、深い青色が目を引くデザインが特長的だ。
コーヒーメニューは、濃縮ミルクや蜂蜜のラテをはじめ、定番ブラックでは関西で馴染みの深い翌朝に食べる「明日のパン」から着想を得た大阪エリア限定「明日のブレンド」も。ドライフルーツなどを思わせる奥深い甘味をイメージしたフレーバーで、店舗ではホット(480円〜)やアイス(500円〜)で楽しめ、オープン日から数量限定で、くずはモール店限定パッケージの「明日のブレンドドリップバッグ」(1100円)も販売される。
さらに、自社で手がけるパンやスコーンも充実し、ケーキは季節毎に約4種がスタンバイ。なかでも、大阪エリア初登場となる英国発スイーツ「イートンメス」(620円)は、ストロベリーと、同店先行販売のピーチの2種がスタンバイ。果肉やサクサクのメレンゲ、ホイップクリームの層が贅沢なグラススイーツで、コーヒーとの相性抜群だ。
オープン企画として、7月24〜30日はコーヒーなど対象ドリンクの100円引きを実施。「猿田彦珈琲 くずはモール」の場所は、「くずはモール」本館ハナノモール1階。営業は8時〜20時(土日祝は〜21時)。11月1日以降は〜22時。
取材・文/塩屋薫 撮影/Lmaga.jp編集部