奄美地方を除く鹿児島県内では、26日夜遅くにかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
県内には熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になる見込みです。27日昼過ぎにかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
26日予想される1時間雨量は多い所で、薩摩地方30ミリ、大隅地方40ミリ、種子島・屋久島地方、奄美地方で50ミリです。
27日正午までの24時間雨量は多い所で、薩摩地方150ミリ、大隅地方200ミリ、種子島・屋久島地方250ミリ、奄美地方150ミリです。線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
奄美地方は23日からの雨量が270ミリとなり、7月ひとつき分の1.3倍の雨が降りました。
ひきつづき土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒して下さい。