高千穂郷をロードバイクで走る「おかげさまで日之影ライド2025」が11月23日、日之影町で開催される。(日向経済新聞)

 紅葉した自然の中を駆ける参加者。写真は昨年の様子(写真提供=おかげさまで日之影ライド実行委員会)

 宮崎県北の世界農業遺産やユネスコエコパーク、森林セラピーに認定・登録された地域の自然や文化を体験してもらうことを目的に、昨年に続き3回目となる同イベント。コースは77キロの「世界農業遺産コース」と30キロの「ユネスコエコパークコース」の2つ。コース途中には複数のエイドステーション(休憩所)を設け、地元食材を使った振る舞いもある。

 日之影町役場地域振興課の橋本梓さんは「昨年の参加者からも好評で、毎年開催してほしいという声があった。今回既にエントリーしている方から、『おいしいものを食べて笑顔で完走する』という声を頂いている」と話す。「今年で3回目となるが、昨年以上に満足していただけるよう、スタッフが力を合わせて準備している。ぜひエントリーしてほしい」と参加を呼びかける。

 当日は、ゲストの元プロロードレーサー・山本雅道さんも参加者と一緒に走る。参加者にはオリジナルTシャツやヘルメットシールを進呈するほか、ロードバイクのメカニックサービス(一部有償)も提供する。

 開催時間は7時45分〜16時ごろ。定員は、世界農業遺産コース=150人、ユネスコエコパークコース=50人。参加費は3,000円〜8,800円。申し込みは10月26日まで受け付ける。問い合わせは日之影町役場地域振興課(TEL 0982-87-3801)まで。