「また出た…ドン・キホーテの怪しいグルメ」見ただけで味がする!? やばさしか感じない“偏愛めし新作おにぎり3種”をドンキマニアが実食レビューの画像一覧
2023年に登場したドンキのお弁当&お惣菜ブランド「偏愛めし」は“みんなの75点より誰かの120点”をコンセプトに「特定の人にだけ"刺さる"メニュー」のみを展開しています。5月から登場した新作おにぎりは「目でも味わってほしい」というキャッチフレーズです。「目で味わう」とは?
言いたいことはわかるが狂気を感じる「目で味するゥなおにぎり」
そのおにぎりのタイトルは「目で味するゥなおにぎり」。つまり味わいや香りだけでなく目でも味わってほしいということで、ビジュアルでも最大限その味を表現したおにぎりのようです。
パッケージも色鮮やかでしたが、開封するとちょっとびっくりします。わさび・紅生姜、チーズの色がおにぎり表面からもろに表現されています!分かりやすいけど…ちょっと狂気を感じるかも。
もしかして…アレ?「鬼紅生姜寿司」
ドン・キホーテ 偏愛めし
目で味するゥなおにぎり「鬼紅生姜寿司」
¥160(税込)
まずは「鬼紅生姜寿司」です。ドンキと言えば紅生姜ですから、偏愛めしに登場するのも頷けます。
パッケージから取り出すと、まさに紅生姜がごはんの中にたっぷりまぶされています。食べるとしっかり紅生姜の酸味を感じますね。
気になるのは何かがはみ出ているっぽいこと……肉?
はみ出ていたのは牛肉玉ねぎ炒めでした。酸味が強い紅生姜だらけの中に、和風の牛肉&玉ねぎがいるとアクセントになってホッとします。
しかし、食べている途中で「この感じ、どこかで……」とモヤモヤしました。そして気づきました。牛丼だ!
極端な紅生姜の偏愛と見せかけておきながら、どこかホッとする親和性のある牛丼テイストにすることでより食べやすく美味しくしているんですね。
隠し具材は良いけれど、マジでわさびすぎて涙目の「鬼わさび」
ドン・キホーテ 偏愛めし
目で味するゥなおにぎり「鬼わさび」
¥160(税込)
続いては「鬼わさび」。パッケージを開ける前から嫌な予感がしますよね。
そのビジュアルのインパクトだけでなく、開封して皿に出した時点でもう目にしみてくるほどわさびです。
具材はマグロたたき。組み合わせとしては最高なのですが……
マグロたたきの量に対してわさびが多すぎる、一般的なマグロたたき寿司と逆の配合。大葉も入っているので組み合わせとしては完璧な美味しさになるはず……なのにやはりわさび強すぎです。わさび好きには最高だと思います。そうでもない人には辛(ツラ)い・辛(カラ)い。
唯一の常識人!? ホッとする「鬼チーズまみれ」
ドン・キホーテ 偏愛めし
目で味するゥなおにぎり「鬼チーズまみれ」
¥160(税込)
最後は「鬼チーズまみれ」です。
こちらは「明太チーズ入り」。中身も表面もチーズという偏愛ですね。
表面のチーズは香ばしく炙られています。この見た目がそそる!そしてチーズでホールドされているので他の2つと比べて崩れにくいです。
味はチェダー感のある濃厚なウマさ。
中身は上に乗ってるチーズとは異なるクリーミーなチーズと明太。2種類のチーズが楽しめるし、チーズ嫌いでなければ普通に美味しく味わえます。今回の3種の中では唯一のまとも(?)なおにぎりでホッとしました。
やりすぎて終売になった幻の「4種類目」とは
ドン・キホーテ 偏愛めし
目で味するゥなおにぎり「鬼唐辛子まみれ」
¥160(税込)※終売
実はこの「目で味するゥなおにぎり」シリーズは発売当初4種のラインナップでした。
現在は終売となった「鬼唐辛子まみれ」はあまりの辛さ、そして危険さに6月末で終売。さすがのドンキも「やりすぎた」と発売をやめるなんて、どんだけ辛かったんだ?!気になりますが今回の記事で食べなくて済んだのは命拾いした気持ちです(ドンキマニア失格)
「目で味するゥなおにぎり」シリーズをご紹介しました。どれか好きなフレーバーがある方はぜひチャレンジしてみてください!
文・撮影/松本果歩
※記載の価格は筆者が購入した店舗の金額です