新燃岳　25日正午〜26日午前6時に噴火の場合の降灰予想　西〜北西の方向に150~180kmまでの範囲で降灰の可能性

霧島連山の新燃岳は、噴火警戒レベル3の入山規制となっています。

新燃岳は6月27日から断続的に噴火しており、気象台によりますと、23日も噴火を繰り返していましたが、24日以降、噴火は観測されていません。

25日午前11時の気象庁の発表によりますと、25日正午〜26日午前6時までに噴火が発生した場合、下記の方向・距離に降灰および小さな噴石の落下が予想されます。

※噴火発生時、噴煙が火口縁上3000mまで上がった場合の火山灰および小さな噴石の落下する範囲です

◆25日正午〜25日午後3時まで
方向：北西　降灰の到達距離：150km　小さな噴石の到達距離：9km

◆25日午後3時〜25日午後6時まで
方向：北西　降灰の到達距離：150km　小さな噴石の到達距離：9km

◆25日午後6時〜25日午後9時まで
方向：西　降灰の到達距離：170km　小さな噴石の到達距離：11km

◆25日午後9時〜26日午前0時まで
方向：北西　降灰の到達距離：180km　小さな噴石の到達距離：12km

◆26日午前0時〜26日午前3時まで
方向：北西　降灰の到達距離：170km　小さな噴石の到達距離：12km

◆26日午前3時〜25日正午まで
方向：北西　降灰の到達距離：160km　小さな噴石の到達距離：9km

噴火発生時、小さな噴石の落下が予想される範囲内では、屋内や頑丈な屋根の下などに移動してください。

25日正午〜26日午前6時までに降灰が予想される市町村は、以下の通りです。
宮崎県小林市、えびの市、鹿児島県霧島市、伊佐市、出水市、阿久根市、薩摩川内市、湧水町、さつま町、長島町、熊本県水俣市、天草市