昔ながらの “まちの理容室” を改装したコーヒー店。
おもかげが残る店内で、世界中から集めたこだわりのコーヒー豆を提供します。
定番の「ブラジルコーヒー」に、苦みを楽しみたい人におすすめの「ケニアコーヒー」も。
世界中のコーヒー豆が並びます。
長崎市上戸町にある『イケダコーヒー』。
“コーヒー コーディネーター” の資格を持つ池田さんが、去年5月にオープンしました。
(店主 池田さん)
「近所に、こういうコーヒー店があったらいいなという店を作ろうと思った」
店は、池田さんの両親が経営していた「理容室」を改装。
コーヒー店に生まれ変わった店内には、大きな鏡やライトなど、理容室ならではの調度品が残り、当時の面影をそのまま残しています。
店の看板も、あえて「理容」と書かれていたところだけを「珈琲」に…。
(店主 池田さん)
「お客さんが来たら、(理容室)に来ていた人は必ず『子どもの頃から通っていたんだよ』と話してくれる」
理容室時代に常連だった客も足を運んでいるそうです。
販売されているコーヒー豆は、世界各地の約30種類。
少ない量で、多くの種類を仕入れるわけは、選ぶ楽しみを味わってほしいという思いからです。
(店主 池田さん)
「イチ推しは “アフリカンドンキー”。この間、仕入れたばかり。香りが良くて、苦みもしっかりあって飲みやすい」 (※ ウガンダ珈琲 アフリカンムーンドンキー生豆<100g> 1200円(税込))
店では、テイクアウト用のホットコーヒーも販売。
池田さんがコーヒー好きになったきっかけだという、福岡の名店から仕入れた「コロンビア産」の豆を使用し、ひきたて、淹れたてを楽しめます。
(冷川小粹アナウンサー)
「淹れたてのホットコーヒー、酸味と苦みのバランスがちょうどよくておいしい。心がやすらぐような味」
暑い日には、涼しい部屋で “ほっと” ひといき。
おすすめの豆を選び、こだわりのコーヒーを家でも楽しんでみてはいかがですか。
(店主 池田さん)
「入れ替わりが多い分、いつ来ても楽しい店にしたい。優雅な時間を作れたら」