<レッドソックス−ドジャース>◇26日(日本時間27日)◇フェンウェイパーク
ドジャース大谷翔平投手(31)が、1打席目に先頭打者本塁打となる38号ソロを放ち、日本のファンが日曜の朝から沸いた。
敵地フェンウェイパークでのレッドソックス戦に「1番DH」で出場。サイ・ヤング賞候補のクロシェットと対戦し、カウント1−1からの97・1マイル(約156キロ)の速球を中堅にたたき込んだ。
大谷はここ7試合で6本目の量産態勢。リーグトップの38本塁打で、年間本塁打ペースを「58・6本」とした。
X(旧ツイッター)では「先頭打者ホームラン」がトレンド入り。「オオタニサーン」、「今日も出ました」、「朝から元気出るな」、「祭りやー」と盛り上がった。
レッドソックス先発のギャレット・クロシェット投手(26)は、試合前時点でリーグトップタイの11勝を挙げ、防御率は2位、奪三振は1位で、サイ・ヤング賞の候補に挙がる。
試合前には、世界一に輝いた23年のWBCでチームメートだったレッドソックス吉田正尚外野手(32)とグラウンドで健闘を誓い合った。
今季は、試合前時点で打率2割7分3厘、リーグトップの37本塁打、70打点、13盗塁。OPS(出塁率+長打率)は.994。
投手では6試合に登板し、0勝0敗、防御率1・50。前回登板の21日(同22日)のツインズ戦では、3回を今季最多の46球、4安打1四球1失点4奪三振の内容だった。