24日に心臓停止のために71歳で死去した米国人プロレスラーのハルク・ホーガンさんを追悼する展示コーナーが群馬・高崎市内で24日から開催中の「燃える闘魂アントニオ猪木展」で設置された。猪木さんのライセンスなど肖像権を持つ猪木元気工場(IGF)によると、高崎スズランで8月3日まで開催されている同展で、ホーガンさんが腰に巻いた初代IWGPベルトのレプリカをはじめ、80〜90年代に新日本プロレスを中心に大活躍していた現役時代の写真、当時の活躍を伝える雑誌などを集めたコーナーを設けたという。
IGFは「このたび、故アントニオ猪木のライバルでもありました、ハルク・ホーガン氏がお亡くなりました。謹んでお悔やみ申し上げますとともに心よりご冥福をお祈り申し上げます」と追悼。「急きょ明日、7月26日土曜日より開催期間中、展示内容を一部変更しまして、在りし日のホーガン氏の追悼を行いたいと思います」と発表していた。
ホーガンさんは83年6月2日の新日本プロレス蔵前大会で開催されたIWGP決勝リーグ戦の決勝戦で、必殺技アックスボンバーで優勝候補のアントニオ猪木さんを失神KOに追い込み優勝するなど好敵手として存在感を示していた。