サッカーの米プロリーグMLSで19日、2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会で日本代表主将を務めたロサンゼルス・ギャラクシーのDF吉田麻也(36)が、ロサンゼルスFCとのダービーマッチにフル出場し、今季初ゴールを決めた。2−3の後半アディショナルタイムに同点ゴール。同僚のDF山根視来は後半途中までプレーし、試合は3−3で引き分けた。
吉田が1点を追う後半終了間際に敵陣ゴール前まで攻め上がった。右からのクロスにヘッドで合わせてゴール左隅へ。元フランス代表GKロリスも反応できなかった。今季の出場21試合目でマークした初ゴールは貴重な同点弾となった。
今年1月にLAギャラクシーと2026年シーズン終了まで2年間の再契約。昨季は主将としてクラブの10年ぶり6度目のMLSカップ優勝に貢献した。レギュラーシーズンとMLSカップを合わせた公式戦で39試合に出場して2得点2アシストを記録した。
だが、今季のチームは戦力が整わず、開幕から16戦未勝利。吉田と山根がフル出場した5月10日のニューヨーク・レッドブルズ戦では0−7で大敗した。それでも17戦目で今季初勝利を挙げると、その後は3勝3分け2敗と巻き返しつつある。