ウナギの話題です。今年は7月31日も「土用の丑(うし)の日」なのですが、実は今、外国人観光客の方にも人気です。
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猛烈な暑さに負けそうな日は、門外不出のタレをまとわせ炭火で焼き上げる「ウナギ」。中はふんわり、外はパリッと。“おひつ”に盛り付ければ「ひつまぶし」の完成です。
これをほおばるのは、海外からのお客さん。

香港から
「おいしい!」
「ヤミー」
東京・千代田区のこの店では、約半数が外国人観光客だといいます。
デンマークから
「ウナギ〜。とってもうまそうだ」
ウナギが、旅の目的の1つというデンマークからの家族。初めて食べるニッポンのウナギは?

デンマークから
「ベリーグッド。新しいものを試したくて、おいしいウナギがあると聞いてここに来ました。デンマークではウナギを燻製(くんせい)して食べます」
香港からの女性は。
香港から
「日本に来るたびにウナギを食べています」
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世界で人気が“ウナギのぼり”。
訪日外国人向けの飲食店予約サイトによると去年、ウナギ店の予約は2023年に比べ、約3.4倍に増加。
“ウナギの本場”ニッポンで食べることが、特別な体験として人気だということです。
今月19日の「一の丑(うし)」に続き、31日の「二の丑」と、2度ある今年の夏の土用の丑の日。
最近、ウナギ業界では“これまでの常識”を覆す新たな変化がありました。

一大産地、静岡県浜名湖で去年発表された新ブランド。その特徴は「メス」のウナギです。