◇MLB ブレーブス7-3ヤンキース(日本時間19日、トゥルイスト・パーク)
ブレーブスのアクーニャJr.選手が驚きの強肩を披露しました。
この日「3番・ライト」で出場したロナルド・アクーニャJr.選手は初回、ランナー2塁で打席がまわるとライトへタイムリーを放ち、打点を挙げます。
そして3点リードの3回の守備、1アウト1塁2塁のピンチの場面でヤンキースの2番コディ・ベリンジャー選手を迎えると、打球はライトのフェンス際への大飛球。アクーニャJr.選手は半身の体勢でキャッチすると助走をつけずに3塁へ送球。タッチアップで3塁へ走っていた2塁ランナーをノーバウンド送球でアウトにしました。
この大遠投にMLBの公式SNSでも「信じられない。アクーニャJr.のキャノン」と紹介しました。
アクーニャJr.選手は23年シーズンに打率.337、41本塁打、106打点、73盗塁という驚異的な成績を記録し、メジャー史上初の「40-70」を達成、当時エンゼルスの大谷翔平選手とともに満票でリーグMVPを受賞しました。
しかし昨季は左ひざ前十字じん帯断裂の重傷で長期離脱。それでも今季は5月に復帰すると、ここまで46試合の出場で12本塁打23打点4盗塁で打率.329の成績をマークしています。この日は4回にスリーベースを放つなど得点を演出し、3打数2安打1打点の活躍で勝利に貢献しました。