大分市のごみ収集業務を巡る官製談合事件で、市は大分地裁から有罪判決を受けた元環境部長を25日付けで停職6か月の懲戒処分としました。
懲戒処分を受けた大分市の元環境部長(62)は、2022年に行われた大分市のごみ収集運搬業務委託の指名競争入札で、予定価格を業者に漏らして落札させた官製談合防止法違反などの罪で22日、大分地裁から罰金100万円の有罪判決を言い渡されました。
判決を受けて市は、懲戒処分基準の「秘密漏えい」にあたるとして、25日付けで停職6か月の懲戒処分としました。

市によりますと、元環境部長は「真摯に受け止め、深く反省している」などと話しているということです。
市は退職金の返還は求めない方針です。