最新のシネコンランキング(7月18日〜20日の3日間集計、興行通信社調べ)は、累計発行部数2億2000万部を超える吾峠呼世晴の同名漫画のクライマックスを3部作で描く第1弾『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が初登場1位を獲得した。

 初日から3日間の成績は動員384万4000人、興行収入55億2400万円となり、歴代最高のオープニング成績をあげた2020年公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(公開3日間:動員342万人、興収46.2億円)の記録を塗り替えた。さらに、初日成績(7月18日:動員115万人、興収16.5億円)、単日成績(7月20日:動員142万人、興収20.4億円)でも記録を更新した。

 家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹・禰豆子を人間に戻すため、鬼殺隊へ入隊することから始まる本作は、2019年4月からテレビアニメの放送が開始され、劇場版の公開、テレビアニメの放送・配信、ワールドツアー上映の開催など盛り上がりを見せてきた。アニメシリーズに引き続き外崎春雄が監督。声の出演は花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、ほか。なお、7月21日を含む公開4日間の成績は、動員516万人、興収73億円となっている。

 4週連続で1位をキープしていた『国宝』は、週末3日間で動員34万6000人、興収5億1000万円をあげ2位となった。海の日を含む公開46日間の累計成績は、動員486万人、興収68億円を突破している。