俳優の上川隆也が主演を務めるテレビ東京ドラマ9『能面検事』(毎週金曜 後9:00〜)の第4・5話のゲストキャストが、24日に解禁された。

 原作は、“どんでん返しの帝王”の異名を持つベストセラー作家・中山七里氏による小説「能面検事」シリーズ。大阪地検きってのエース検察官である不破俊太郎(上川)は、検察の上層部や警察組織に対して一切の忖度はなく、とにかく冷静沈着に、ただ淡々と職務を全うする。ついた通り名は“能面検事”。不破が、権力者による圧力や組織のしきたりに屈することなく、むしろそれらを圧倒しながら事件の真相を暴いていく痛快なリーガルミステリー。

 不破のもとで働く新人事務官・惣領美晴を吉谷彩子、大阪地検総務課事務官・前田拓海を大西流星、大阪地検総務課課長・仁科睦美を観月ありさ、大阪地検次席検事・榊宗春を寺脇康文、東京地検次席検事・岬恭平を宇梶剛士、大阪地検特捜部の検事・高峰仁誠を竹財輝之助が演じる。

 第4・5話は大阪府内にある荻山学園の“国有地払い下げ問題”に伴う収賄疑惑と、戸籍売買が絡む刺殺事件の発生から物語が始まる。両話を通じて登場する、最高検の検察官・折伏崇役に宮川一朗太、国有地をめぐる収賄疑惑で便宜を図ったとされる近畿財務局の調整官・安田啓輔役に少路勇介が決定した。

 さらに第4話ゲストとして、荻山学園理事長・荻山孝明を千原せいじ、大阪地検公判部・検事で安田の同級生の鈴木一人を駒木根隆介が演じる。第5話ゲストには、突然消えた姉を待つ金森実花を谷村美月、食堂「一膳」の従業員で実花の姉・金森小春を祷キララが役を務める。