仮面ライダー史上初となる胸に巻くベルト=“ゼッツドライバー”が強烈なインパクトを放った『仮面ライダーゼッツ』。仮面ライダーゼッツに変身する主人公・万津莫(よろず・ばく)役に、気鋭の俳優・今井竜太郎(20)が決定した。今井は本作がテレビドラマ初主演となる。

 今井は181センチの高身長をいかし、雑誌『FINEBOYS』のレギュラーモデルとして活動する一方『GTOリバイバル』(2024年/フジテレビ)や『ビリオン×スクール』(2024年/フジテレビ)などに出演してきた若手俳優。仮面ライダー作品のオーディションには、本作が3度目の参加。“3度目の正直”で主演の座をゲットした。

 万津莫/仮面ライダーゼッツのキャラクターは謎に包まれているが、人間の夢に潜入し、ミッションを遂行するエージェントであることは明かされている。夢に潜入する際はさまざまなコスチュームに身を包み“七変化”を見せるため、モデルとして着こなし力、表現力を磨いてきた今井が魅力を最大限に発揮する。

 今井は念願のライダー主演を射止めた心境について「最初にこみ上げたのは、“めちゃくちゃうれしい!”という感情でした。実は、仮面ライダー作品のオーディションを受けたのは3度目。今回、受からなかったら仮面ライダーには縁がないのかも…と覚悟してオーディションに挑んだので、本当にうれしかったですね。仮面ライダーになるのは自分の子どものころからの夢だったので、ようやくその願いがかないました!」と、さわやかな笑顔で話した。シリーズ史上初となる胸に巻くベルト“ゼッツドライバー”について「“えっ胸に巻くんだ…!”というのが初めて聞いたときの感想でした」と驚きながらも「僕が“初”というのはうれしい気持ちもありますし、“新ベルト、カッコイイな!”と思ってもらえるような、新たなヒーローを作り上げていきたいです!」と意気込んだ。さらに、主演として「“夢”を抱き、目標に向かって努力している人たちの背中を押せるような作品にしたいです。そして、見てくださるみなさんに毎週、楽しさや幸せをお届けできるように頑張ります」と力強く語った。