元AKB48で俳優の篠田麻里子(39)が26日、みずほPayPayドーム福岡で開催中の『鷹祭 SUMMER BOOST 2025』(対オリックス・バファローズ戦)でファーストピッチセレモニーに登場した。

 10年前にホークスの始球式を行って以来のみずほPayPayドーム福岡のマウンド。AKB48時代の代表曲「上からマリコ」が流れる中、登場した。大きく振りかぶって投じた1球だったが惜しくも2バウンドをして捕手役を務めた尾形崇斗のミットに収まった。前回もノーバンとならずだったそうで「今日はノーバウンドでやりたかったんですけど、2バウンドぐらいになっちゃいました。ちょっと悔しいです」と悔しがりながらも「10年ぶりにPayPayドームで投げられて幸せです」と笑顔を見せた。

 この日は地元が同じ職人が特別に作ってくれたグローブを手に。「尾形さんにピッチング練習をしていただいて。フォームや投げるリズムも全部教えてくださった」と感謝しながらも「『最悪、前に出たらいいですよ』と言ってくださったんですけど…。さすがにみんさんの前ではと思って(笑)。そのアドバイスだけは守りませんでした」と裏話。地元の糸島には鷹祭のユニフォーム姿の人がいっぱいいたそうで「盛り上がりを感じてます」と話していた。

 また、AKB48と福岡ソフトバンクホークスは同じ20周年。「芸能活動を始めて20年。福岡から出て20年なので感慨深いですね。地元で始球式をさせていただけて、帰ってきたホームの温かさを感じます」としみじみ。「20年って長いようで短かったような気がします」としながら「同じ20周年。縁を感じてます」と話していた。