嵐の櫻井翔が主演を務める、日本テレビ系ドラマ“占拠シリーズ”第3弾『放送局占拠』(毎週土曜 後9:00)の第3話が、26日に放送された。武装集団「妖(あやかし)」のメンバー「アマビエ」の素顔が明らかになった。

 櫻井が武蔵三郎を演じる“占拠シリーズ”は2023年『大病院占拠』、24年『新空港占拠』と続編が制作され、今作は3作目となる。占拠シリーズの醍醐味は、面で顔を隠した武装集団から次々に突きつけられる要求と、迫りくるタイムリミット。物語が進むにつれて、犯行の動機、犯人たちの素顔が明らかになる。しかし、明らかになればなるほど、隠されていた真実は深い謎を刻む。息もつかせぬ“どんでん返し”からの“どんでん返し”というスピード感のある展開が話題となった。第3弾の今作も、一瞬も気の抜けない完全オリジナルのタイムリミット・バトル・サスペンスとなる。

※以下、ネタバレあり。

 放送局を占拠した「妖」は、人質の1人である都知事候補・三河龍太郎(北代高士)の闇を暴けと武蔵三郎(櫻井)に要求。2時間以内に暴けなければ、三河は熱湯につかり、火傷を負って死亡してしまう。

 真相解明を急ぐ武蔵は、三河が代表を務めるサッカースクールのスタッフ・福江(岡部尚)を問い詰める。福江はおびえながら、「あの子がコックリさんに殺されたのは、俺のせいなんです!」と答えた。

 三河の罪は、サッカースクールの生徒だった津久見玲央を虐待し、追い込んだことだった。三河を恨むアマビエの正体は、玲央の母・沙雪。生放送ですべての罪を認めた三河の権威は失墜した。