東北学院大学の五橋キャンパスは開校して3年目になりました。周辺は学生でにぎわう光景が日常になりましたが、キャンパス近くの商店街へより多くの人に足を運んでもらおうと、学生と商店街が手を組んでグルメマップを作りました。

東北学院大学五橋キャンパス。

堤勇高アナウンサー
「こちら五橋キャンパスの『未来の扉センター』という誰でも入れるスペースなんですが、その一角に…ありました。こちら、『あらメシ』です」

美味しそうな料理の写真が目を引く、その名も「あらメシ」。
東北学院大学のすぐ近くにある荒町商店街のおすすめ飲食店を掲載したグルメマップです。
行列のできる人気ラーメン店やほっと一息つけるカフェなど、幅広いジャンルから9店をピックアップ。その日の気分や目的などをもとにお店を紹介してくれるチャートも掲載していて、お店によって様々なサービスも受けられます。

このグルメマップを作ったのは、東北学院大の学生や荒町商店街の関係者、地元企業で作るプロジェクトチーム。「荒町らしさを100年後も残す」ことをテーマに学生有志と地域の人たちが自由に意見を交わす場です。
五橋キャンパスの開校が決まってすぐに大学と荒町商店街の間で模索が始まり、去年5月に本格的に動き出しました。

東北学院大学2年 狩谷響さん
「荒町商店街に人を呼び込むにはどうしたらよいか、というところから始まったので、どういう方法で人を集めるか話し合って、マップを作ろう、となった」