広島県警は、相手(10代女性)が18歳未満と知りながらいかがわしい行為をしたとして、呉市宮原に住む県立の児童自立支援施設の主任の男(61)を、広島県青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕しました。

警察によりますと、男は6月9日朝、相手が18歳未満と知りながら、乗用車のなかで10代の女性にいかがわしい行為をした疑いがもたれています。

警察の調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

女性などからの届け出で事件が発覚。男と女性は知人の関係でした。乗用車は男名義のもので、当時、車の中で女性と2人きりだったとみられています。

広島県人事課によりますと、男は4年前から広島学園で働いていて、その前は県立高校の教員だったということです。人事課の丸石圭一課長は「容疑が事実であるとすれば、県行政及び県職員に対する信頼を著しく損なうものであり、誠に遺憾というほかありません。今後、事実関係を確認したうえで、厳正に対処してまいりたいと考えております」としています。

警察は、事件のいきさつを調べています。