21日、持続可能な農業を営むため、欧米並みの所得補償などを求めるデモ「令和の百姓一揆」が広島県北広島町で行われました。県内の農家など約70人が参加しました。

のぼりを掲げたトラクターや軽トラックが列を作り、その後ろで参加者が「限界超えてる農家を守ろう」などと声を上げながら練り歩きました。

令和の百姓一揆は3月に東京都心を含む14都道府県で行われるなど全国各地に広がっていますが、広島県内で行われるのは今回が初めてです。

令和の百姓一揆ひろしま実行委員会の西原美和委員長は「すばらしい技術を持っている農業者の方に、後世に伝えていってもらうには、農家が生活できる欧米並みの補償は当然だ」と思いを語りました。

主催者によりますと、11月には広島市中区で令和の百姓一揆が行われる予定です。