Jun Yuan Yong

[シンガポール 25日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は25日、イランが同国の核開発計画を巡りIAEAと実務者レベルの協議を再開する用意があることを示唆したと述べた。

イランのカゼム・ガリババディ外務次官は23日、IAEAのチームが数週間以内にイランを訪問することで合意したと述べた。ただ核施設訪問はないと述べた。

グロッシ氏はシンガポールで記者団に、「(査察を)再開あるいは開始する方法について」議論を開始するようイランに提案したと明らかにし、「おそらく技術的な詳細から始め、その後、ハイレベルの協議に移行する予定だ」と述べた。派遣するチームには査察官は含まれないとした。