今帰仁村と、名護市にまたがる大型テーマパーク 「ジャングリア沖縄」が、25日グランドオープンする。恐竜に迫られる体験や、気球で楽しむ絶景など、やんばるの自然を舞台にした22のアトラクションを展開する。恐竜体験では、最先端のアニマトロニクス技術を用いて、動きや形をリアルに表現している。
パークの広さはおよそ60万平方メートル、投資額は700億円にも及ぶ。 コンセプトは「Power Vacance!!(パワー・バカンス)」。 興奮、ぜいたく、開放感の三つを感じてもらうことが狙い。 玄関口では、ガジュマルなどが植え込まれた、高さ14・5メートル、直径12メートルのジャングリアツリーが出迎える。 敷地全体がすり鉢状になっているため、パーク外の景色は見えず、森の中に迷い込んだような体験が味わえる。
施設内のレストランなどでは、沖縄の食材を使用した、野性味あふれる、解放感に満ちた南国リゾートグルメが味わえる。
ショップでは、オリジナルキャラクターや恐竜をモチーフにしたグッズも充実。バカンスにぴったりな装飾品や小物、スイーツなどが多数並び、来場者の気分を高揚させる。
パーク内にはスパ施設も整備。 2万6000平方メートルの広さで、絶景を望むインフィニティスパや、天然温泉のインドアバスなど、屋内外でくつろぐことができる。 スパのインフィニティ風呂(82平方メートル)は世界最大の広さとしてギネス記録に認定されている。
観光客の増加や雇用創出、地域経済の活性化など、沖縄の観光産業振興の大きな起爆剤となることが期待される。