今帰仁と名護市にまたがる大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」の開業を翌日に控えた24日、同施設の屋外テラスでセレモニーが開かれた。台風7号の接近による大雨の中、テーマーパークを構想したコンサルティング会社「刀」の森岡毅CEOや、運営するジャパンエンターテイメントの加藤健史CEOが登壇し、開業を迎える喜びを語った。

 森岡さんは「多くの支えがあり、ここまでたどり着くことができた」と感謝し、「大成功はいらない。堅実な成功を収めたい。このジャングリアというプロジェクトへの挑戦を応援してほしい」と呼びかけた。

 加藤さんは「沖縄の観光が持つ課題を解決し、持続可能な事業をつくりたい」と強調した。

 全国各地の地方にも同様の課題があるとし「ジャングリアの開業が日本の観光産業の変化の起点となり、沖縄のみならず、日本の素晴らしい未来をつくるものにしていきたい」と意気込んだ。

 ライトアップされた園内を背景に、ダンサーらによるきらびやかなショー、花火の打ち上げがセレモニーを彩った。