沖縄県警によると25日午前9時半現在、ジャングリア沖縄周辺で目立った渋滞は確認されていない。ジャングリアは午前9時15分にグランドオープンした。

 県警本部交通規制課は開業に合わせ、同日午前8時45分ごろにヘリコプター「しまもり」を那覇空港から離陸させ、ジャングリア周辺の上空から渋滞状況を確認している。地上では名護署員が周辺を巡回し、本部の交通管制センターに交通情報を集約している。

 県警が想定する渋滞ポイントは、国道58号は宮里3丁目交差点から白銀橋東交差点の約1.6キロ、伊佐川ICから白銀橋東交差点の約3キロ。県道84号は白銀橋東交差点から嵐山入口交差点の約4キロ、中山交差点から嵐山入口交差点の約350メートル。

 交通管制センターでは、県内各地の幹線道路の状況が確認できるモニターに、ヘリコプターから撮影したジャングリア周辺の映像が中継された。上空と地上の情報をもとに渋滞ポイントを把握し、信号機を手動で制御するなど、対策を講じる予定。