沖縄気象台は27日午後2時12分、那覇市、糸満市、豊見城市に発表していた土砂災害警戒情報を解除した。大雨が弱まり、多発的な土砂災害が発生する恐れは少なくなったが、沖縄本島地方付近には熱帯低気圧がほとんど停滞しており、気象台は引き続き警戒するよう呼びかけている。本島中南部への大雨警報は継続中。

 熱帯低気圧は28日は東シナ海を西よりに進む見込み。沖縄地方は、熱帯低気圧の影響で28日にかけて大気の状態が非常に不安定となるとみられる。